やきおやま
922m
     2003年4月13日

焼尾山はR306鞍掛トンネルの上にある鞍掛峠から三国岳方面に20分ほど歩いたところです。山頂
というよりは三国岳から派生する尾根の一つのコブと言ったところですが、イワウチワ、バイカオウレン
が群生しています。間もなくシャクナゲも咲き出してとても美しい花の楽園になります。ルートは山口(
R306が冬の通行止めになるときのゲートになるところ)から鞍掛峠まで中電の鉄塔点検路を利用す
る事が出来ます。R365の篠立パーキングのトイレ前とゲート横にどなたか取り付けられた案内板が
ありますが、ルート上には殆んどテープや道標はありません。

私たちは鞍掛峠から三国岳を目指しましたが、あまり天気がよくないので縦走を取りやめ、焼尾山の
山頂を踏んだあと一旦鞍掛峠に戻りました。今度は反対に車で麓の山口から鉄塔点検路を焼尾山に
向かって途中までたどりました。この日私たちには往復する体力も時間もなかったのです。


R365篠立パーキングで見つけた案内板 鞍掛峠 スミレにちょっと似たキランソウ
平成10年に書かれたというこの案内
1、約9割が鉄塔点検路、初心者向きで危険はない。
2、展望雄大、ゆるい坂が長く続く尾根道。
3、どの地図やガイドブックにもこのコースの記載はない。
4、要所に道標と色テープあり。
5、時には野猿を見かけ鹿の声を聞く。
6、登り2時間40分 下り2時間
                      とありますが・・・・・。

◆ 鞍掛峠 〜 焼尾山
  さすが日曜日、私たちが到着した時(御前9時)は鞍掛峠はすでに満車状態。
  鞍掛峠への道にはスミレがいっぱい。時折スミレに似たキランソウを見かけます。殆んどの登山
  者が鈴北岳方面に登りますが、私たちは反対の北側に登ります。すぐにバイケイソウの群落を見
  つけましたがまだ葉っぱばかり、エンレイソウもこの辺りではまだ花がありません。ニリンソウも寒
  さにふるって花を開いてくれません。カタクリも葉っぱばかり・・・。雨まで降って来ました。天気予
  報の「各地とも快晴です」なんてとんでもない!落ち込んで先を進みますが、もうすぐ山頂と』言う
  ところで突然のように足元に白い花。イワウチワが咲いていました。進行方向に目をやるとあちこ
  ちに咲いています。バイカオウレンも混じってきました。楽しみながらすぐに山頂。さらに良い尾根
  道が続いていますが、なぜかイワウチワは山頂近くしか咲いていません。
  三国岳への縦走を諦めて鞍掛峠へ下山。

鞍掛峠から15分、左三国岳、右焼尾山 バイケイソウの群生、花はまだまだ。 キクザキイチゲを見つけました。
バイカオウレン 山頂付近に群生 イワウチワ 蕾はピンクが濃い イワウチワ すごい群生です。

 ◆ 山口(中電開閉所) 〜 NO19鉄塔
    R365から分かれて鉄塔群がにぎやかな中電開閉所に車を進めます。ここは地蔵ケ平といっ
 て真言宗のお寺があったところのようで、公園になっています。中電のフェンスを回りこむ舗装
 道路の終点が登山道(三岐幹線NO2への鉄塔点検路)の始まりです。足元にニリンソウ、ウシ
 ハコベなどが迎えてくれます。結構な坂道ですが植林の中を進む点検路は合成樹脂の階段で
 迷うことはありません。NO2で昼食をとり、雑木林の中を先に進みます。小さな沢を渡ってNO3
 へ。時折三重東近江線点検路への分岐がありますがひとまず三岐幹線NO5を目指します。NO
 4の手前から道ばたにカタクリの花を見るようになりました、鞍掛峠付近では葉っぱばかりだった
 の標高が少し下がるだけでこんなに違うものなのですね。四つんばいになるほどの急登で展望
 が素晴らしいNO4鉄塔。鉄塔の下は鹿のフンでいっぱいです。先週烏帽子岳で鹿の角を拾った
 り、昨年12月にハンターが2頭の鹿を搬出しているのに出会った事を思い出し、実に鹿が多い山
 なのだなあと思いました。NO5から三重東近江線NO19までは登山道らしいはっきりした道はあ
 りませんが短い距離なので鉄塔を見ながら尾根を歩けば容易に到達します。鉄塔の下にカタクリ
 が一杯。このあたりが一番多いようです。
  NO19から鉄塔をたどって行けば焼尾山に行けますが本日はここまで。
  鹿にあえる事を期待しながら元の道を下山しました。
  NO5から北に進めば、狗留孫岳、烏帽子岳の横を通って時山バンガローに行く事が出来ます。

送電線がここに集まる中電の開閉所 NO2鉄塔から先は自然林。 ニリンソウが出迎えてくれました。
幹に「登山道 クラカケ」の文字。いつ頃のものな?裏に回ったら「H3年1月11日」と刻んでありました。
NO4から狗留孫岳