箸折峠・湯の峰温泉
はしおりとうげ ・ ゆのみねおんせん
2004年3月20日

久しぶりに熊野古道をちょっとだけ歩いてきました。近露王子から上がった箸折峠の牛馬童子像は「熊野古道のシンボル」と理解していましたが、意外に小さなものでした。
今回は湯の峰温泉でストレス解消が目的でしたから、中辺路の出発点、滝尻王子へは車で見学しました。



<湯の峰温泉  小栗判官物語>
このお話は、今から凡そ六百年程前の足利時代のことである。応永三十年、小栗満重(茨城県・小栗城主)は、鎌倉管領・足利持氏の軍に攻められ落城、その子助重(小栗判官)は父の命を受け小栗家再興を誓い十勇士を共に夜陰に利して小栗城を後にした。小栗主従は三河国 (同族)をさして落ちのびる道中、相州(神奈川県)にて郡代・横山大膳に正体を見破られ酒盛の場で毒殺されようとする。照手姫の機知により一命を取り止めその場を逃れたものの毒のため重病の身となるが相模の国藤沢遊行寺十四代・大空上人にけられ、熊野を目ざして難渋な旅を続け、道中幾多の人々の助けと照手姫の献身的な努力と情愛に支えられ湯の峯温泉にたどり着き、熊野権現薬師如来の加護と薬効名高き霊泉に浴すること百日余り、みごと本復し小栗家再興を成しとげる。
この物語が室町・江戸と今日に至る長い年月大衆文化と共に伝承された陰には熊野信仰や時宗聖(遊行僧)の説く仏教思想の影響も多大で書物や芸能文化として各地に生き続いてきました。又夫のために身も心もささげた照手姫の愛の物語でもあります。当地には、小栗判官にまつわる史跡「つぼ湯・車塚・力石・まかずの稲・一遍上人爪書の岩・小栗街道」などが残されております。
  平成四年                本  宮  町
                        本宮町観光協会

湯の峰温泉付近は春の花でいっぱいでした。
フキ(ノトウ) ゲンゲ(レンゲソウ) ハコベ
ヒメウズ スズシロソウ ホトケノザ